あなたは日々納得のいく施術ができていますか?
患者さんに対して理論や理屈にそった説明ができていますか?
施術を提供する立場として「なんとなく」の施術というのは避けたいところですよね。
施術家としてレベルアップをするには
☑知識
☑経験
の2つが必要だと感じます。
経験は環境や運に左右されるところもありますが、知識は別です。
自分で学びに行くことができますし、本人のやる気次第でどこまでも伸ばすことが可能。
○○法や〇〇式も悪いわけではないですが「なぜそうなるのか」までしっかり理解できるように、ノウハウマスターにならないようにしましょう!
この記事は僕が読んで勉強になったなと感じた書籍を紹介していく記事です。
これらが選定基準です(あくまで個人的な基準)
一緒に学んでいきましょう!
※おすすめできる書籍が見つかれば随時更新していきます※
◆鍼灸整骨院業界12年目
◆総施術件数20000件超え
◆現在、開業して鍼灸整骨院の運営
これらの実績を持つ鍼灸師・柔道整復師の管理人が記事を作成しています!
鍼灸師や柔道整復師が読んでおきたい施術関連の本
施術関連の本です。
理学療法士の解剖の教科書を見たときにびっくりした覚えがあります。

こんなにも細かく書かれているのか!
教科書の段階で鍼灸師・柔道整復師とはかなりの差がありますのでそれを埋められるようなものを紹介したいと思います。
とはいえ僕自身もまだまだ勉強中なので分かりやすく読みやすいものを紹介していくつもりです(^^)
国家試験や学校のテストのようにいつまでにどこまで終わらせておかないといけないという期日はありません!
これからはゆっくりと自分のタイミングで勉強していきましょう!
骨格筋の形と触察法
主要な筋肉の起始・停止・神経・作用から触診法までが網羅されている一冊です。
中には御検体の写真を用いた筋肉や神経の配置が記載されていたり、目的の筋肉を触診するまでの手順が載っています。
手順も一つずつ細かく書かれていますので、その通りに進めればだいたい触診が可能に!
この一冊があればほとんどの筋肉の触診が可能になり、施術の幅や効果が広がることが期待できますね!
運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈
学生時代に授業で習ったメジャーな検査法の詳細やそれに伴う機能解剖の解説が詳しく説明されている一冊です。
「この検査はどのような理由で陽性反応が出るのか?」
これがかなり分かりやすく解説されています!
個人的には書き込みスペースの余白をあえて作ってくれていることに作者様の優しさを感じました!
上肢編・下肢編とありますが、両方揃えておいて損はありません!
鍼灸師や柔道整復師が読んでおきたい開業・経営関連の本
開業や経営に関する本です。
開業に関する書籍はたくさん読みましたが書かれる内容は似てきます。
ですので2冊、多くても3冊ほど読めばいいかと。
そんな中でも読みやすくて僕が何回も読み返したものを紹介しますね!
感動を呼ぶ小さなサロンの育て方
何度も重版されている一冊です!
こちらのモデルになっているのはサロンなので、厳密には鍼灸院や整骨院とは違います。
しかしおもてなしをする・顧客にとって過ごしやすい環境やサービスを提供するという面ではサロン系のほうが上を行くように個人的には感じます。
小さなサロンからどのようにしてスタートし、どのように大きく育てていったのかが紹介されいている一冊です。
違う業種とはいえ、参考になることは山ほどありますよ!
誰も教えてくれない整体院・治療院商売の始め方・儲け方
※このリンクからは電子版のみ※
理学療法士でありながら一人整体院を開業し、月に150万の売上を作ったという長岡隆先生の一冊です!
開業の初期段階からのお話や値段設定やペルソナ関連についても詳しく書かれています。
チラシ作成についても触れてくれていますので、この一冊で開業に関連する大部分が理解できます(^^)

ペルソナ設定って何?
という方は以下の記事をお読みください!
学校では教えない儲かる治療院のつくり方
僕が開業を考えたときに最初に手に取った一冊です。
各項目1ページで解説がまとめられていて読みやすく、内容も理解しやすい!
手始めに読むならこれからスタートでいいのではないでしょうか?
それくらい分かりやすくまとめられていますし、読み返したいときも項目が簡潔なのでスムーズに読み返せます!
鍼灸師や柔道整復師が読んでおきたい本のまとめ
鍼灸師や柔道整復師は学生時代のカリキュラムや勉強内容において、どうしても理学療法士やアスレティックトレーナーの勉強を重ねてきたセラピストに知識で負けてしまう部分があるように感じます。
これは鍼灸師や柔道整復師が勉強不足というわけではなく、教科書がそうなってしまっているからです。
鍼灸師→東洋医学(経絡、経穴、はりきゅう理論など)
柔道整復師→骨折や脱臼の整復法など
これらに対し
理学療法士→日常生活復帰までの可動域訓練やトレーニング
アスレティックトレーナー→競技復帰までのトレーニング
このような特色があり、理学療法士やアスレティックトレーナーは機能解剖や運動学などに精通していないと成り立たない資格という位置づけです。
鍼灸師や柔道整復師を見下すわけではありませんが、やはり専門性という面では一歩劣るところがあるように感じます。

これは学生時代の勉強内容での話!
ようするに鍼灸師や柔道整復師は卒業してからもさらに基礎的な勉強は続けていく必要があるということです!
卒業したら終わり。
資格が取れたら終わり。
あとは就職したところのマニュアル通りの施術をしていくだけ。
そうならないように、少しでも関わった人の手助けができるように勉強していきませんか?
僕もこの記事を読んでくださったあなたに負けないように努力していきますので、一緒に頑張っていきましょう(^^)

最低限知っておきたいお金の知識も合わせて手に入れよう!



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