『破天荒フェニックス』から読み解く整骨院経営

破天荒フェニックス,感想書籍

皆さんこの本を目にしたことはあるでしょうか?

眼鏡ブランド「オンデーズ」を倒産寸前から眼鏡界のトップブランドまで引き上げた田中修治社長の自伝です。

人生山あり谷ありといいますが、この本の80%以上は谷の状態。
ようやく谷から上がれたと思ったらすぐに落とされる。
それでも諦めなければ、上を見て考えて行動を続ければそこには素晴らしい世界が待っている。
そう思わせてくれる一冊です。

中でもグッとくるフレーズやシーン。
それを紹介しながら、自分の仕事である整骨院の経営とリンクするような点を解説していきます(^^)

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破天荒フェニックスはこんな内容

 

絶対に倒産すると言われていたメガネ会社「オンデーズ」
その「オンデーズ」を買収したのは若干30歳の田中修治氏だった。

会社の古い体質、前経営者の残した多額の負債、協力してくれない銀行や利用してくる人たち。
その苦境を田中氏をはじめ、社員たちと力を合わせて少しずつ変化させていく。

圧倒的な行動力で逆境に立ち向かいながら「世界一のメガネ屋」を目指していくノンフィクションストーリー。

我ながらそれなりにまとめることができたと思います(笑)

仕事は人に恵まれなければならない

 

破天荒フェニックスの中でも出てくる、僕個人がとりわけキーパーソンだと思った人物です。
(社長は除く)

奥野良孝さん
藤田社長

作品を通して読んだ中で、この二人が協力してくれていなければ本の通りには進まなかったんだろうなと感じました。

トップの考えを理解して、自分の考えも述べながら反論や協力をしてくれる。
難しいとはわかっていても、できる限りの全力で奔走してくれる。
そんな印象を受けた人物でした。

『捨てる神あれば拾う神あり』
そんなフレーズが作中で出てきます。

自分が苦しんでいる時、悩んでいる時に見限るような人。助けてくれる人。
様々です。
調子がいい時にだけ良い顔をしてくるような人たちも大勢います。

紹介したお二人は苦しい時にずっと支えてくれていたお二人。
僕も一人で整骨院の経営に当たっています。

それが性に合っているので問題はないのですが

規模を広げたい!

そう感じた時にどんな人たちに出会えるか。
自分を支えてくれる、高め合えるような人に出会えるのか。
運もありますが、人を見る目は大切ですね。

素早い行動と決断が重要!

 

破天荒フェニックスという作品を通して、ずーっと見られるのが社長である田中修治さんの行動力の高さ。

トップに立ったらすぐに全国の店舗を視察(しかも車で!)
思いついたプランはすぐに実行
海外店舗でも良い区画があると言われれば即契約

「失敗した時は、その時にまた考えればいいさ。『倒れる時は前向きに』がオンデーズのカルチャーだろ?」

出典:破天荒フェニックス

この行動力の高さや決断の早さが『破天荒』と呼ばれる所以ということです。
しかしこの決断力が無ければ対応は後手後手に。

石橋を叩いて渡るように、考えて考えて決断しないといけない時もあります。
やらないよりやった後悔した方がいいとも言いますね。

新しく物事を始める時はなんでも決断がつきまといます。
やらなかった後悔は、やった後悔よりもはるかに尾を引く。
やらなければ失敗はありませんが成功もありません。

勝算のない無謀なことに挑戦するというわけではありません。
しかし、少なからず成功するビジョンが見えているのであれば挑戦するべきなんですね。

僕はかなり慎重派です。
新しいことを始めようとする時はかなりネガティブに考えます。

失敗したらどうする?

考えられるリスクはなんだろうか?

全てに対応できないと気が済まない性格です。
リスクを考えることは悪いことではありませんし、必要なこと。
しかし、この性格のおかげで機会損失していることはかなりあったと思います。

『倒れる時は前向きに』
自分もこの言葉の意味を噛み締めながら、行動力を高めなければならないと感じました。

整骨院にとって当たり前のこと

 

さて、整骨院にとって当たり前のこととはなんでしょうか。

痛みを取る
ダイエットを成功させる
美容面での補助をする

全て正解です。
ダイエットや美容面は整骨院的に怪しいところはありますが、自費でやっているからということで置いておきます。

しかしこれらが整骨院という業種にとって本質じゃないのではないかと思わされました。

メガネ屋にとっては、専門家としての技術や知識を用いて、人々の視界を快適にしてあげることが何よりも一番重要なのだと、この時はっきりと気付かされたのだった。

この文章と

オンデーズが本当に売らなければいけないのは、安いメガネでもお洒落なメガネでもなく「メガネをかけて見えるようになった世界」だったのだ。

出典:破天荒フェニックス

この文章。
めちゃくちゃグッと来ました。

自分たち、整骨院にとって当たり前のこと。
この文章を使わせていただくと
『痛みが取れて快適に過ごせるようになった世界』

を提供すること。
これが本質なのではないかと思わされました。

整骨院も「健康」の提供だけで終わっている気がするんですよね。

痛みがないと楽ですよ!

だけで終わるのではなく、その先をイメージさせてあげる。自分もイメージして話す。

その人がどんな生活を送りたいのか。
痛みを取って何をしたいのか。
ダイエットをする目的は何なのか。
美容面を整えてどうなっていくのか。

その人の求めるもの、やりたいことによってゴールも変わりますし治療の内容も変わります。
目先の数字にばかりとらわれて大切なことを忘れていた気がしました。

破天荒フェニックスを読んでの感想

 

『破天荒フェニックス』は読み物としても単純に面白い。
スラスラと読めます。
半沢直樹シリーズなどで有名な池井戸潤さんの作品のような内容を見ているかのようでした。
自伝とは思えない波乱万丈っぷり。

そういう読み物的な面白さに加えて、経営者にとっては初心に置いておくべきこと、忘れてはいけないことが書かれているように感じました。

僕のように慎重すぎる性格の人には特におすすめです!
新しいことを始める時、計画性を持つことはもちろん大切。
ただ、上でも書いたように、慎重になりすぎて新しいことを始めることができなければそもそも意味がありません。

そうしているうちに同業他社が同じことを思いついて始めてしまうかも。
それが一番最悪ですよね。
思いついたのは自分が先でも、他社が先に始めたのなら、顧客からすれば他社が先駆けです。
そんな悔しい思いをしないようにしましょう!

『倒れる時は前向きに』
このフレーズの意味を理解するためにも、経営者の人にぜひ読んでほしい一冊です(^^)

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